Reon Animal Hospital BLOG

2011年10月 7日 金曜日

猫の血尿の話

最近、急に寒くなってきましたね。
こんな時期に特に多くなってくる病気に猫ちゃんの泌尿器疾患があります。
これは、飲水量の低下に伴い、尿量が減少することが原因の一つと言われています。

そこで今回は、猫の泌尿器疾患について。

猫の下部尿路疾患とは、主に膀胱・尿道の疾患のことを指します。
原因は、尿石症、尿路感染症、特発性膀胱炎が特に多く、まれに腫瘍や解剖学的異常が考えられます。
これらの疾患の症状は、排尿困難(排尿痛、尿閉、尿淋滴:ポタポタト数滴ずつの排尿)や、血尿、頻尿となります。

尿石症や感染症は、手術による摘出・食事による融解、抗生物質の投与と治療法は比較的はっきりしていますが、
特発性膀胱炎は原因を特定できないため、治療法も効果的なものは判明していません。
鑑別のために、まずは尿検査、レントゲン検査やエコー検査による画像診断が必要です。

この特発性膀胱炎は、無処置のままでも5~7日で症状が消失することもあれば、数週間から数か月にわたって持続することもあります。
ただし、炎症に伴い塞栓物が形成され、尿道閉塞も起こすことがあるため、注意が必要です。
現在言われている治療は炎症に伴う腹痛に対する疼痛管理及び、水分摂取量を増やすための缶詰フードの給餌、
環境改善、抗酸化作用のある脂肪酸の投与などがあげられます。

これらの治療を行いつつ、普段から排尿の回数・量・色をよく観察してもらうことが大切になります。
異常を感じれば早めの受診をお勧めします。



投稿者 リオン動物病院 | コメント(0) | トラックバック(0)

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