Reon Animal Hospital BLOG

2012年4月17日 火曜日

猫のホルモン疾患

今回は猫のホルモン疾患について

近年、ワクチンを含めた病気に対する予防、室内飼育、飼い主様の意識レベルの上昇などなどにより
猫のみに限らずペットの高齢化が起こっています。

以前では比較的まれであった病気も、今では日常的に診察する機会が増えてきています。

その中の一つに猫の甲状腺機能亢進症が挙げられます。
これは、人の女性に多いとされているバセドウ病です。

猫の場合、多くみられる症状はよく食べるのに痩せてくるという状態です。
これは、糖尿病とも類似する症状ですが、血液検査ですぐに鑑別が可能です。

他に、被毛の粗剛(毛づやが悪くなる)や水をよく飲み・尿が増える、嘔吐や下痢などが半数ほどの子にみられます。
甲状腺ホルモンは多数の器官に影響を与えるためその症状も多様になります。

特に高齢の猫での発症が多いことから、年齢による変化だと思ってしまい、来院・治療が遅れることも多い病気です。
治療法は内科的な薬物治療・外科的な切除がありましたが、最近に処方食による食事療法のみでのコントロールも可能になってきました。

心機能や腎機能に悪影響を与える可能性もある病気なため、年齢だからとは思われずに
一度動物びょいんへの来院・検査をお勧めします。

投稿者 リオン動物病院 | コメント(0) | トラックバック(0)

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